訪問看護等在宅ケアの普及を図り、人々が自分らしく生ききる社会の実現に貢献します。

平成12年度研究・開発事業

平成12年度研究・開発事業

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平成12年度
ケアの効果からみた在宅ケア期間の評価方法とケアの質改善への行動計画
厚生労働省老人保健事業推進費等補助金事業
このたびの研究事業では、専門職による利用者の自立度と健康状態の変化の評価、および利用者によるサービスの満足評価を行った。これに基づいてケアの質改善のために在宅ケア機関の組織としてのアクションプラン(行動計画)を立て、実施後に利用者アウトカム、アクションプランの評価、スタッフの能力開発評価、組織力向上評価を行った。以上のプロセスは在宅ケアの質改善のためにアセスメント・アクションプラン・実施・評価のサイクルを現場でどのように展開するかを実践し、データ化して、効果効率的な方法を探り、研究事業報告書として、また現場でわかりやすく使えることを意図して、マニュアル書としてまとめた。

目次
第1章 事業概要
第2章 在宅のアウトカム
第3章 全7機関のアウトカム評価
第4章 在宅ケアの質改善のためのアクションプラン
第5章 各訪問看護ステーション別のアウトカム評価とアクションプラン
(行動計画)評価
第6章 在宅におけるケア体制とケアプロセス

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平成12年度  高齢者虐待の認識調査及び予防対策アイディア集の作成事業
厚生労働省老人保健事業推進費等補助金事業
本事業は厚生省老人保健事業推進費補助金事業「高齢者虐待の認識調査及び予防対策アイディア集の作成」を、施設・在宅における職員と利用者ならびに利用者家族における高齢者虐待に関する認識調査をふまえ、利用者への質の向上につなげるために実施したものです。なお、本事業では、平成11年度厚生省老人保健事業推進費等補助金「在宅老人マニュアル作成事業」において整理した高齢者虐待の10の定義を活用し、さらに幅広く虐待を捉える意味で不適切処遇という言葉に置き換えて、幅広く高齢者虐待という問題に取り組みました。

目次
Ⅰ.事業概要
Ⅱ.調査の結果
Ⅲ.不適切処遇の予防について-予防対策アイディア-
 

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平成12年度
ケアマネジメントのためのケアプラン作成および効果評価システムソフトの開発事業
社会福祉・医療事業団助成事業(高齢者・障害者福祉基金分)
本事業での成果は、ケアニーズ・問題の発生状況等のアセスメント項目を活用し、初回アセスメントから次回アセスメントまでの2時点間でのアセスメント項目の発生率・改善率といったアセスメント項目の測定データから直接的に成果を評価している点です。これによって成果からの評価が得られるよう図りました。
さらに、利用者満足度に対しても、ケアマネージャーの利用者に対する態度・説明等だけでなく、利用者のケアマネージャーに対する期待度・満足度など詳細な項目を用いた調査を実施しました。これによって、さらに成果評価の精度を高めています。

目次
第1章 開発事業概要
第2章 ケアマネジメントの質評価研究
第3章 「ケアマネジメント自動支援システムVer.1.0」(パソコンソフト)開発
第4章 結論

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平成12年度
訪問看護ステーションとヘルパーステーションの効果的なあり方と機能分化に関する研究事業
社会福祉・医療事業団助成事業(高齢者・障害者福祉基金分)
本研究は医療依存度が高い利用者が在宅で療養・生活する上で適切なケアを受け入れ、かつ「安全の確保」を重要視する視点から、訪問看護ステーションとホームヘルパーステーションの連携方法のあり方を検討するために、社会福祉・医療事業団から「訪問看護ステーションとヘルパーステーションの効果的なあり方と機能分化に関する研究事業」として委託を受けた事業です。本事業では、現状における在宅での訪問看護婦とホームヘルパーの協働の実態をふまえた上で、訪問看護ステーションとホームヘルパーステーションの効果的なあり方と連携方法を提案することとしました。
また本提案は、「安全の確保」という視点から、訪問看護ステーションとホームヘルパーステーションの連携を探るという点においては、わが国では初めての提案だと思います。
在宅において医療を安全に実施していくという重要な基盤を確保するために、この提案を訪問看護婦やホームヘルパーはもちろんのこと、主治医や保健医療福祉に携わる方々、そして在宅で療養している方々を含めて多方面からのご意見をいただき、さらに研究を重ねて実行可能な提案を得たいと考えております。

目次
Ⅰ.研究の目的
Ⅱ.調査概要
Ⅲ.施設表
Ⅳ.担当者票
Ⅴ.利用者票
Ⅵ.調査結果にみる現状分析と今後の課題
Ⅶ.効果的な協働方法について
Ⅷ.今後の課題
 

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平成12年度
全国における 訪問看護・家庭訪問サービス定点モニター調査
(社)日本看護協会
本年度も、例年に引き続き、定点となる1,200ヶ所の保健所・市町村・病院・訪問看護ステーションを対象とし、訪問看護・家庭訪問の現状・変化や役割等の問題点の調査を実施しました。本年度における大きなトピックスは、「介護保険導入による変化」「訪問看護・家庭訪問の現状」「訪問看護に関する意見や要望」などを明らかにし、訪問看護・家庭訪問がどのような役割を担っているかを明確にした点です。

目次
第1章 事業の概要
第2章 調査結果
第3章 まとめと提言
 

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平成12年度 第6回訪問看護在宅ケア研究助成事業
(社)日本看護協会
  • 在宅ケアにおけるニーズの枠組みと特徴に関する研究
    山梨県看護研究会
    泉宗美恵
     
  • 訪問看護ステーションの経営管理マニュアル
    東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科博士
    後期課程地域看護学専攻
    内田陽子
     
  • 褥瘡を有する患者への訪問看護ケアのクリティカルパス導入による効果
    東京医科歯科大学医学部保健衛生学科助手
    叶谷由佳
     
  • 学生の訪問看護実習内容の理解度と効果的な実習方法
    医療法人穂仁会
    仁愛訪問看護センター管理者
    川堺れい子
     
  • 訪問看護におけるリハビリテーション
    佐賀医科大学看護学科 地域保健・老人看護学 助手
    水主いづみ
     
  • 在宅ターミナルケアとその満足度に関する研究
    のなみ訪問看護ステーション 看護師
    長崎菜穂子
     
  • 在宅ケアにおける在宅支援システムの有効性に関する研究
    旭川医科大学医学部臨床看護学講座 講師
    安川緑
     
  • 特定機能病院における要介護高齢者への退院支援方策の作成
    東大病院医療社会福祉部 婦長
    柳沢愛子

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