訪問看護等在宅ケアの普及を図り、人々が自分らしく生ききる社会の実現に貢献します。

設立趣旨

設立趣旨

「公益財団法人日本訪問看護財団(以下「財団」という。)
は日本看護協会が5億円を拠出して、1994年12月8日に設立した「財団法人日本訪問看護振興財団」が2012年4月1日より公益財団法人化された組織です。

前身は、1985年に日本看護協会組織内に設置された「訪問看護開発室」です。訪問看護を推進するために、各都道府県看護協会の参加を得た訪問看護交流会の開催、訪問看護教育カリキュラムの開発、1989年に厚生省(現厚生労働省)が始めた「訪問看護等在宅ケア総合推進モデル事業」は老人訪問看護制度化につながりましたが、当該モデル事業担当者の交流会や調査結果をまとめた報告書「訪問看護の推進のために」の作成などを行いました。また、老人訪問看護制度がスタートした1992年には、「老人訪問看護ステーションの経営管理者研修会」や、全国老人訪問看護ステーション管理者交流会も開催してきました。1993年には「訪問看護ステーション開設・運営・評価マニュアル」を発行して実践者の支援にも当たってきました。

1993年、訪問看護事業を推進するためには、看護職能だけでなく種々の専門職との連携や市民を巻き込んだ活動あるいは国への対応が臨機応変にできる必要があり、日本看護協会の一事業ではなく、別組織で対応した方が円滑に進むという観点から財団設立の準備が始まりました。1994年の日本看護協会通常総会の決議を得て、厚生省(現厚生労働省)の看護課を所管とし1994年12月8日に財団法人日本訪問看護振興財団設立の運びとなりました。

その後、新公益法人制度改革が始まり、2010年から移行準備を進めて2012年4月1日から「公益財団法人 日本訪問看護財団」として新たなスタートを切りました。今後とも訪問看護の普及とサービスの質向上のために種々の活動を進め、在宅ケア利用者とサービス提供者の双方にとって、望ましい訪問看護等在宅ケアに発展させるべく、皆様とともに活動してまいります。

 

目 的

本財団は、訪問看護をはじめとする在宅ケアの質的・量的拡充を図り、病気や障がいがあっても安心して暮らせる社会を目指し、訪問看護等在宅ケアの事業に従事する人材の育成や事業運営等の支援、調査研究、訪問看護等在宅ケアの事業運営を通して情報の提供及び制度改善等の政策提言を行なうと共に、訪問看護等在宅ケアの推進に努め、もって国民の健康と福祉の向上に寄与することを目的としています。

 

事 業

1 訪問看護等在宅ケアの質向上に関する教育等事業
2 訪問看護等在宅ケアの運営支援に関する事業
3 訪問看護等在宅ケアの調査研究並びに事業運営を通した事業等の開発・制度の改善等に関する事業
4 訪問看護等在宅ケアの調査研究等に対する助成
5 その他本財団の目的を達成するために必要な事業

TEL 03-5778-7001 〒150-0001
東京都渋谷区神宮前5-8-2
日本看護協会ビル5階

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