日頃より、訪問看護の推進にご尽力いただき、厚く御礼申し上げます。

去る4月7日に大阪・西成区において、訪問看護師が利用者から切りつけられるという事件が発生しました。当事者である訪問看護師の方には心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早いご復調を祈念いたします。

この事件を受け、一般社団法人全国訪問看護事業協会及び公益財団法人日本訪問看護財団では、カスタマーハラスメントに関する緊急アンケート調査を実施いたしました。

訪問看護の提供においては、ケアを提供する私たちと受けるご利用者様との相互の信頼関係が不可欠です。訪問看護はもとより在宅ケア全体のハラスメントに対して、行政を含め地域全体で解決にむけた方策を協議することが必要と考えます。

このため、2025年4月11日~16日で実施させていただいた訪問看護提供に係るハラスメントの状況調査について、下記のとおり結果をご報告させていただきます。
お忙しい中、ご協力いただきました会員の皆様におかれては、心から感謝申し上げます。

また、4月25日、調査結果についてニュースリリースもいたしました。当財団は、今後ますます必要とされる訪問看護等在宅ケアを、ケア提供者が安心して取り組める体制を整えるべく尽力して参ります。

調査報告書】訪問看護におけるカスタマーハラスメント

参考資料】都道府県別の訪問看護に対するハラスメント対策事業の実施状況

ニュースリリース】訪問看護におけるカスタマーハラスメントの状況調査結果