■令和3年1月15日
日本訪問看護財団は、日本看護協会及び全国訪問看護事業協会と連名で「新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの訪問看護師等への早期接種に関する要望書」を厚生労働大臣及び健康局長へ提出しました。

新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの訪問看護師等への早期接種に関する要望書


■令和3年1月25日
訪問看護ステーションが優先接種の対象になりました。(接種順位の考え方(案)P6参照)

新型コロナワクチン優先接種についての検討案(令和3年1月25 日)

新型コロナワクチンについて(厚生労働省ホームページ)


【訪問看護ステーション管理者の皆様へ】
新型コロナウイルスワクチンの早期接種についてのお知らせ(お願い)

新型コロナウイルス感染症の蔓延の中、訪問看護ステーションに置かれましては、感染予防対策のため、緊張を強いられる毎日のことと思います。

さて、厚生労働省は1月8日付「医療従事者への新型コロナウイルスワクチン感染症に係る予防接種を行う体制の構築について」の通知を都道府県に発出してワクチン接種予定者数を調査し接種体制や数の確保に取り掛かっています。

しかし、本通知書には、優先的に早期接種する医療従事者等の範囲に訪問看護ステーションの訪問看護師等が対象として入っていません。

そこで、日本看護協会、全国訪問看護事業協会、当財団の連名にて、本日、厚生労働大臣及び健康局長宛てに要望書を提出し、「訪問看護ステーションの訪問看護師等をワクチンの早期接種医療従事者の範囲に明記し、関係者に周知すること」を要望しました。

全国的に見ますと、「緊急事態宣言」が発令されているところや、さほど感染が蔓延していない地域もあり、訪問看護ステーションの現場に置かれましては、地域に応じた対応が必要です。
現通知による場合、早急に各区市の訪問看護ステーション連絡会などを通して、訪問看護師等への早期ワクチン接種の必要性と必要な人数を調査し、対象者の取りまとめを行う主体である医療関係団体(医師会)にご相談の上、早期接種の対象にしていただくことをお願いしてはいかがでしょう。

訪問看護ステーションが地域で元気に活躍できるように、是非取り組んでほしいと期待しています。