訪問看護白書

本書では、日本訪問看護財団、厚生労働省その他の豊富なデータをもとに10年間の歩みを振返る一方、これからの訪問看護事業のあり方について訪問看護ステーションの実践者をはじめ、有職者が語っています。また、訪問看護の実践事例集と訪問看護ステーションを核とした併設事業も収載しています。さらに資料には、訪問看護の歴史、制度、海外情報など。
 訪問看護に従事されている方をはじめ、病院の看護師の方、行政の方、都道府県看護協会の研修担当者、看護学校等の教育関係者及び受講生・学生・訪問看護の利用者の皆様方に広く活用されることを期待しています。

 

商品ID:D50

定価:1,890円(税込)【財団会員の方は10%割引】
→送料・代金支払に関して
編集・出版・販売: 公益財団法人 日本訪問看護財団
販売協力:    株式会社 日本看護協会出版会
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目次
 

  1. はじめに
  2. 訪問看護の変遷
  3. 訪問看護師の処遇、労働環境(管理者の声)
  4. 訪問看護ステーションの現状
  5. 看護の質向上への取組
  6. 在宅ケアに従事する看護職の役割・課題・今後の展望
  7. コラム(訪問看護制度創設時のエピソード お花見、お誕生日プレゼント等)

*資料編

執筆者

  • 先駆的に訪問看護ステーション事業に取り組んできた、山梨・埼玉・宮城の看護協会立ステーションをはじめとする全国の訪問看護ステーション
  • 24時間巡回型訪問看護の滋賀県水口町
  • 大学と実践の場の協働によるサービスの質向上を図っている名古屋市高齢者療養サービス事業団と名古屋大学
  • その他実践者・教育者等

推薦のことば
聖路加国際病院 理事長
聖路加看護大学 名誉学長
日野原 重明

 人体の各系統のバイタルサインの見方や、各系統のケアはどう実践されるべきか、各専門家によりこのようによく整理されて述べられた本は他に少ないのではないかと思う。
 本書で得られた知的看護のサイエンスと技術が、きめ細かい看護専門家のアートに支えられて、よい臨床的効果が患者のケアの中に具現されることを期待し、多方面で訪問看護の実践に携わって折られる方々、ならびに将来この方面で働くことに情熱をもつ若い方々に本書が活用されることを切に望む次第である。

 


 

商品ID:D49

A4判 350頁
定価: 4,725円(税込み)
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監修: 川村 佐和子
      (東京都立保健科学大学 教授)
      島内 節
      (東京医科歯科大学 教授)
編集: 公益財団法人 日本訪問看護財団

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目次
第1章 総論 
 

  1. 保健医療福祉および地方分権等の動向
  2. 訪問看護の歴史・制度・理念

第2章 訪問看護事業運営管理
 

  1. 訪問看護を巡る諸制度
  2. 地域における訪問看護ステーションの役割
  3. 施設・設備の衛生管理
  4. 人事管理
  5. 質の管理
  6. 情報管理
  7. 記録管理
  8. 安全管理
  9. 顧客管理
  10. 退院計画と継続看護
  11. 経営管理
  12. オプションサービス
  13. 実務指導管理

第3章 訪問看護技術管理
 

  1. 呼吸に関するケア
  2. 循環に関するケア
  3. 栄養に関するケア
  4. 歯・口腔に関するケア
  5. 排尿に関するケア
  6. 排便に関するケア
  7. 皮膚・粘膜に関するケア
  8. 痛みに関するケア
  9. 感染に関するケア
  10. 薬物に関するケア
  11. 精神症状および痴呆のケア
  12. 妊産婦・産褥婦・新生児のケア
  13. 障害児のケア

第4章 家族ケア