今年も
あと、数時間で
いろんなことがあった1年が終わり、新しい年を迎えます。
さまざまな事情で
大きな悲嘆を抱えているかたがた、大切な故郷を失った方々のことを思うと心の奥がぎゅっとなります。
日本はどこでもいつ何がおきてもおかしくない・・。
私も幼いころ自然災害で故郷を失った経験があります。
いまでも、変わり果てたなじみのある風景が、おそろしい濁流のうねりと、やまない雨への恐怖、自然への畏敬の念を思い出します。
自然の力の前では人間は無力であると、幼い私は感じました。
全国には大勢の何かしらの気持ちをもって支援したい人たちが、皆様を思っています。
災害から何年経過しても、被災された方々のつらさに思いをはせています。
日本訪問看護財団は、名取市で今も財団の職員の看護職が仮設住宅への全戸訪問を継続しています。
私がいうのもなんですが、そんな当財団の姿勢がうれしく、誇らしく思います。
地道でも、皆様のことはいつも心の中で、同じ時間を寄り添っています。
来年がよい年でありますように。
平原優美