修了試験が無事終了し、12/24クリスマスイブから仕事復帰しました!

正直、在宅では病院に比べると症例が少なく、病院で働くクラスメイト達からもどんどん差がついていってしまうだろう、病院のようにWOCとして活用されないだろうという不安がありました。

復帰してみてその不安がなくなりました。

訪問看護を利用するような患者さんたちは皆、何かしらの皮膚の問題を抱えていることに気づきました。

小児の皮膚の乾燥、掻き傷、気切周囲皮膚の浸軟、高齢者のスキンテア(※)寸前の皮内出血、白癬の肥厚した爪の皮膚への陥入、踵のひび割れ、末梢動脈性疾患と静脈鬱滞性潰瘍の合併、褥瘡治癒後の再発、ストーマ晩期合併症などです。

しかし、保湿や、処置、日常生活の工夫など説明して促しても、一筋縄ではいきません。在宅ならではです。

取り組むべきことがたくさんありました。

いざ実践ですが、学校で学んだことを活かしきれないで、焦りばかりで思うように進みません。

こんなんで、一人前のWOCになれるのか・・?と思いますが、今は大事な患者さん一人一人の看護を精一杯やっていこうと意気込んでいます!

※スキンテア:主として高齢者の四肢に発生する外傷性創傷、摩擦単独あるいはせんだん力および摩擦力によって、表皮が真皮から分離、または表皮および真皮が下層構造から分離し生じる創傷