訪問看護事業は、病気や障がいを持った人が住みなれた地域やご家庭で、その人らしく療養生活を送れるように看護師等が生活の場へ訪問し、看護ケアを提供し、自立への援助を促し、療養生活を支援するサービスです。
サービスを利用できる方
東京都北区（足立区、荒川区、板橋区の一部地域含）にお住まいの方で、かかりつけ医師が訪問看護を必要と認めた方で、次の要件に該当する方です。
介護保険 ： 介護保険で要介護認定を受け、要支援1～2、要介護1～5と判定された方
医療保険 ： 小児から高齢者までの病気やけが等により、自宅で療養している方
サービスの内容
看護師等が利用者様のご家庭を訪問し、病気や療養生活について、医師や関係機関と連携をし、さまざまな在宅ケアサービスの利用方法を提案するとともに、看護の専門的な目で見守り、また適切な判断に基づいたケアとアドバイスで24時間365日対応し、在宅での療養生活が安心して送れるように支援いたします。
次のサービスを提供しています。
| サービス | 内容 |
|---|---|
| 病状の観察 | 病気や障がいの状態、血圧、体温、脈拍などのチェック |
| 医師の指示による医療処置 | かかりつけ医師の指示に基づく医療処置 |
| 医療的管理 | 在宅酸素、人工呼吸器やカテーテルなどの管理 |
| 日常生活の看護 | 食事、保清（清拭・洗髪・足浴など）、排泄の介助、寝衣、寝具、衣生活への援助など |
| 床ずれ予防・処置 | 床ずれ予防の工夫や指導、床ずれの手当て |
| 認知症や精神・心理的看護 | 生活リズムの調整方法の指導、服薬管理、社会参加への相談 |
| リハビリテーション | 拘縮予防や筋力ＵＰ訓練、嚥下機能訓練など寝たきり予防、運動機能低下予防の援助 |
| ご家庭への介護支援・相談 | 介護方法の指導やさまざまな相談対応 |
| エンドオブライフケア | がん末期や終末期などでも在宅で安心して過ごせるお手伝い |
訪問看護ステーションのスタッフ
◇看護師…23名（うち、在宅看護専門看護師…1名・訪問看護認定看護師…5名）
◇理学療法士…１名
◇作業療法士…2名
◇介護支援専門員…2名
◇相談支援専門員（介護支援専門員と兼務）…1名
利用料金
| 基本利用料 | その他の負担 |
|---|---|
| ≪介護保険で訪問看護を利用する場合≫ ・他の居宅サービスと同様に費用の１割又は2割を負担 |
・支払限度額を超えるサービス（訪問看護回数増など）や保険給付対象外サービスは、全額自己負担 |
| ≪健康保険、国民健康保険で訪問看護を利用する場合≫ ・70歳以上の方は原則として費用の1割～3割を負担 ・70歳未満の方は原則として費用の3割を負担 ・義務教育就学前 2割を負担 ・重度心身障害者手帳2級以上、特定疾患などを持って いる方は、公費負担医療制度を受けることができますので、ご相談ください。 |
・一定時間を超えるサービス、また休日サービスは差額を負担 ・交通費等は実費を負担 |
| 区 分 | 単位 | 備考 |
|---|---|---|
| 20分未満 | 310単位 | |
| 30分未満 | 463単位 | |
| 30分以上60分未満 | 814単位 | |
| 1時間以上1時間30分未満 | 1117単位 | |
| 理学療法士等の指定訪問看護 | 302単位／回 | 1回（20分以上） (6回／週まで） |
| 定期巡回・臨時対応型訪問介護看護事業所と 連携する場合 |
2935単位／月 |
営業日等
| 営業日 | 受付時間 |
|---|---|
| 月曜日～金曜日 （但し、国民の祝祭日及び12月29日～翌年1月3日を除く。） |
9:00～17:00 |
