お疲れ様です。統括所長のブログから、みなさんが頑張っているのが伝わり、私も早く現場へ戻りたいと感じています。

7/18.22で第一回目の定期テストが行われました。レポートや課題に追われ、なかなか勉強時間がとれませんでした。

8月に2回目の定期試験があるので、試験対策として、日々の授業が試験勉強のつもりで集中していきたいと思います。試験前に、4つのレポート課題が出されます。そろそろ慣れて、スラスラ書きたいところですが、なかなかレポートの成績も上がらず、苦労しております。

昨日はWOC領域における緩和ケアという講義を受けました。

講義の中で事例を紹介してもらいながら、興味をもち質問をしたのが、がんの患者の自壊創の悪臭と、浸出液のケアについてでした。臭いのない自壊創については、ワセリンに浸出液の量に合わせて、メロリンや、尿パッドをあてるような処置でよいとのことで、これまでのケアが間違っていなかったと確認できました。

自壊創のケアの考え方は治すための治療ではなく、患者さんが痛みや臭い、浸出液で日常生活に更なる支障をきたさない事を考えないといけません。ただ壊死組織がたくさんあるような状態は臭いや感染の元になるので、医師と壊死組織の除去も相談していかないといけません。ただこの管理をカデックスにしても、ポリマービーズが残り洗浄に時間がかかり、患者に苦痛をもたらすのと、ゲーベンで壊死組織の自己融解をさせ、浸出液を増やしていくことは治せない傷に行っていくべきでないそうです。保護して、浸出液を上手に吸ってあげることが重要です。

病院ではフラジール軟膏を使っているそうです。これは聖路加国際病院から論文も出ていますので、各地で行われています。フラジールはもともと膣剤でそれを粉にして、ワセリンなどの基材と混ぜます。医師が処方し、薬局で作ってくれます。

自壊創の問題はあすか山でも多く経験してるので、お伝えしたいと思いました。

暑くなってきたので、脱水、熱中症とならないように気をつけてくださいね。