厚生労働省がやっと?地域における医療、介護の総合的な取り組みができるように医療保険、介護保険の法整備を行います。
地域において地域包括ケアシステムを構築するための目的ですが、訪問看護は唯一医療保険、介護保険、さらに結核予防法による区市町村からの訪問看護の委託や、医療観察法による精神疾患のかたへの訪問看護など地域のすべてのかたへ訪問看護をしています。
地域の問題や課題がみえやすい立場です。ぜひ、国、都道府県、区市町村と一緒に課題解決のために発言してほしいです。
また、日本看護協会もこの国の流れをうけて、訪問看護、在宅医療対策を重点課題の1番において、とにかく在宅への流れをすすめる立場でした。昨日の全国職能委員長会で、病院も在宅への移行にますます力をいれていくとのことでした。
診療報酬改定で地域包括ケア病棟の新設、在宅復帰率も導入し入院医療も大きく変化します。
ますます、病院からの退院による新規依頼がふえるでしょう。
国民も在宅療養に期待し、そんなにあちこちで説明される「訪問看護」ってどのようなサービス?と関心を持ってくださるでしょう。
そんなとき、本来の看護の質がお粗末だと、期待をした分、怒りにもなるでしょうし
医療、介護、行政全体からも信頼をうしなうことになるでしょう。
いま、まさに、訪問看護は量、質ともに充実させて、結果をださなければなりません。
便秘のかたに、浣腸で終わる訪問看護でなく、看護ケアをきちんと行える訪問看護師が求められています
ケアを導き出せるフィジカルアセスメント、看護の根拠となる知識などなど重要です。
診療報酬改定で機能強化型訪問看護ステーションが設置されます。全国100か所以下程度といわれていますが、ぜひ、そのステーションは、地域で細やかな教育支援を行っていくことが必要です。
そのとき、看護、介護を対象として一緒に連携しながら勉強できるといいですね。
あすか山訪問看護ステーションでも勉強会の開催を予定しています。
ぜひ、ご参加ください
テーマ:ケアを導き出すフィジカルアセスメント
日時 :3月8日土曜 13時30分から17時
場所 :赤羽サテライト ステーション