あすか山訪問看護ステーションは、日本ホスピス緩和ケア協会の正会員施設です。

全国の緩和ケア病棟・ホスピス病棟、緩和ケアチームが主に正会員施設です。

1991年に淀川キリスト教会病院など5か所のホスピス病棟・緩和ケア病棟から始まり柏木先生が全国組織化されてきました。

この素晴らしい会の理事に就任して3年がたちます。理事会は、理事長の志真先生、山崎先生、柏木先生など26人の緩和ケア病棟の医師や診療所の医師、緩和ケア病棟の看護職、大学教授などの構成です。訪問看護師は私一人です。

私の隣の席は以前までは岡部先生でした。今は恒藤先生が隣です。

理事に就任した当初は緊張していましたが、今は、ホスピス精神をもった同じ医療職という安心感があります。

淀川キリスト教会病院の田村さんたちと専門緩和ケア教育プログラムを汗をかいて一緒に作ってきた思いもあり、病院の方ばかりの場ではありますが、慣れてきました。

今日は9時30分から12時30分まで理事会、13時から総会、講演会、夕方から懇親会でした

明日は、9時から17時まで分科会です。私は田村さんたちと一緒に、全国の緩和ケア・ホスピス病棟の看護師長さんや、病棟看護師さんにELNEC-Jの開催について,専門緩和ケア教育プログラムの説明などを行い、病棟看護師さん中心の分科会を手伝います。

余談ですが、理事会の途中で、ウエイトレスの若い女性が水をこぼし、私のお尻半分が水で濡れてしまいました。

病院の医師たちの真剣な会議に、大変緊張した様子のその若いウエイトレスは、泣きそうな顔で「すみません」とおっしゃいました。

おしりが濡れてしまいましたが、小声で、大丈夫でしたよ、となにもなかったようにすわっていました。

ま、いいか、とお尻の半分半分の温度差に半日我慢していたら、いつのまにか乾いていました。

「塗れていないと」ととっさに嘘をついた私の顔をはっとしたように見られたウエイトレスさん、気にしていなければいいけど。