昨年9月、退院前カンファレンスではまだベッド上生活でしたが、特別指示書で集中的にADLアップとパジャマから洋服に着替えていただき、2週間後にはデイサービスの導入ができました。病院生活で認知症を疑う様子がみられたので、回想法で本人らしさの取り戻しを行いました。
転倒のリスクが高く病院では、何かあったらと歩行はさせてもらえず、家族も転倒を大変恐れていました。
足形をとると左右さもあり、浮腫や長い期間歩行していなかったので関節の硬縮もあり重心も右に傾き、ふと振り返ったり、少しの段差でもふらついていました。
週に1回の足湯、関節を丁寧に拡大し、時に外出を一緒に行い距離を伸ばしながらまた、足の状態を改善してきました。
「早く死にたい」とばかり話されていましたが、回想法や美容院への同行をしたり寄り添うケアを行いました。
そして、少しずつ笑顔も増え、デイサービスでの様子が会話の中にでてきました。
この写真は早期の足形です
続きは次へ 平原