春から、東京都の試みで、訪問リハビリテーションの研修プログラム作成の委員として大学教授、各療法士の会の代表、医師、訪問看護師、開業のPTのかたと一緒に、話し合ってきました。

やっと、基礎講座の開催の運びとなりました。

50人定員のところ88人のかたが出席いただき、盛況でした。

これからは、PT、OT、STと専門特化するのではなく、訪問リハビリは、第4の専門リハビリといった専門領域であること、全人的なケアの中のリハビリは知識、技術と人間性が大切、これから地域包括ケアの中での他職種でチームを組み、QOLを高めるケアの重要な役割を担うことなど私たちの思いを伝えました。

医師も内科、外科ではない在宅医療、家庭医の役割を整理し、看護職も在宅看護領域を統合分野として整理、薬剤師も6年の教育のなかで地域の実習も増えるなど、方向は地域での総合的なケアチームへ向かっています。

ぜひ、OT、PT、STも教育の中から総合的なリハビリテーションのシステムを構築していただきたいと思います。                                 

また、2月に今度は、現任講座があります。二日間、また大勢のPT、ST、OTの方にお会いするのを楽しみにしています。

                          平原