あすか山では、スタッフ一人ひとりの課題に取り組むポートフォリオを行っています。

スタッフの課題はさまざまで、その課題に沿って研修なども企画します。

スタッフの一人の課題が自分の心のコントロールについてでしたので、自分を知ることなどの研修企画を経て、本日認知行動療法の「自己改善」のトレーニング方法をお伝えしました。

ストレスについて認知、感情・気分、身体、行動といった視点で自分のストレス反応と、環境のストレッサーについての整理方法と、コーピング方法を整理する方法を一緒に学習しました。

私も、2004年頃でしょうか、心理学を働きながら学んでいたころ、臨床心理学の教授からこの認知行動療法について学びました。

もともと私は物事を楽観的にとらえる方で、ストレスには強いと思っていましたが、深く自分の心と向き合い、自分の感情、認知をよく理解できたことは、大変良い体験でした。

自分の心を自己コントロールする技術を身につけ、意識的に楽観的な考え方ができた体験は、管理者の自分の人を見つめる原点になっているように思います。

ひとは自分の中の突然沸き起こる感情を訓練の技術を手に入れると、生きることが楽になる、そして、それは、誰にでもできるし、人は自分を変えることができるです。

ひとは変われる、変わる力があり、誰でも自分の意識の持ち方で幸せになるということを確信しました。

目の前の大切な宝石の原石のようなスタッフがこの認知行動療法の技術を手に入れて、どんな風に変わっていくのかとても楽しみです。

私も認定心理士のフォローアップセミナーをなかなか受講できていないのですが、お世話になった教授の大学主催の研修には行くようにしています。

この機会にもう一度学びなおしたいと思いました。

                           平原