夏のような暑さで、汗が流れるのを感じている最近です。

19日、20日の二日間大阪から新しく訪問看護ステーションを立ち上げた看護師さんが研修にいらっしゃいました。臨床3年、20代の看護師さんでした。スタッフとしてこれから精力的活動されるのでしょう。あすか山の研修が終わったらリンパマッサージの研修に遠方まで行かれるとおっしゃっていました。

私たちのステーションにも20代の看護師がおります。訪問看護を始めるのに「臨床経験が少なくて」と心配なさる方若い方がたくさんいらっしゃいます。確かに不安はあると思います。しかし私個人の意見としては、臨床で人間が急性期を過ぎ治療を終える過程、または人の生命が治療を終えて終末期を終える課程を理解できていれば訪問看護にチャレンジしてみてもよいのではないかと思います。

訪問看護ケア対象者は多岐に渡る疾患、家族看護、地域連携、法制度の理解、などどれだけ臨床が長くても学んでいかなくてはいけないことがたくさんあります。

今年度初の教育委員会が開催されました。認定看護師で構成されこれまで体系化されていなかった教育プログラムの作成に着手することになりました。

学習内容はブログにも公開しいこうと考えています。

若い看護師さんも一緒に学んでいきましょう。訪問看護には看護の原点があります。ナイチンゲールが言っていたことが一言一言肌で感じることができます。

すべての看護師さんが訪問看護に興味を持っていただけることを願っています。

 

                                               所長  田中道子