今日10時から17時まで、1日缶づめで看護教育カリキュラム改定について論議しました。

淀川キリスト教会の田村さんとそこのがん専門看護師さん、ピースハウスの二見さんとそこの優秀な看護師さん、緩和ケアチームの山口さんと私とで全国のホスピス・緩和ケア病棟、緩和ケアチーム、在宅看護の緩和ケアを行っている看護職へ向けての教育カリキュラムをかんがえました。

すでにホスピス・緩和ケア緩和ケア病棟で働く看護職に基本的持っていてほしい知識・技術ノカリキュラムを集約したELNEC(エンドオブライフ ナーシング エデュケーション Consortium)というアメリカで開発されたエンドオブライフケアの包括的な看護師教育プログラムを日本版に訳したものがあり、改定版がだされました。

そのプログラムを教える指導者養成を日本緩和医療学会で行っています。

今回は、その基本的カリキュラムを終えた看護職で、より専門的な質の高い緩和ケアを行う看護職に必要な看護教育プログラムを考えています。

病棟、チーム、在宅の領域の共通するカリキュラムを討論の末作り、そのあとで、各領域に特別な教育内容を加えることにしました。

互いに質の高い看護について討論し大変楽しかったです。

でも、その一つ一つの項目だけで、1冊の本でも描けそうな内容を60分の講義に納め、理論もからめて作仕上げることとなりました。分担するときには、みな、その大変な作業を想像しうーんとうなってしまいました。

7つの項目を6人で分けるのですが、最後の一つとなり、思わず、その沈黙に私が耐えれず、やりますと言ってしまいました。

帰りの電車では、さすがに、どうしようと頭を抱えてしまいました。

次は5月5日にまた1日缶づめで論議する予定です。

それまでに出来るでしょうか?うーん、頑張らなければ!      平原