夕方から東京医科歯科大学にて、NP(ナースプラクティショナー)の教育をうけ現在米国の博士課程に所属されている日本で看護師をされていた方が、米国の医療支援チームとして、地震72時間後には現地入りされ、3月28日まで支援された報告をききました。

現場の写真とともに具体的な災害地の様子や医療の現状を知ることができました。

会場からも、次々、災害支援に行ってきた方からの質問もでて、そうか、そのようなことも考えなくては、と勉強になりました。

この医療チームは、日本のNPO TMATといって徳洲会病院を最大のスポンサーにしたNPOからの支援だそうです。衛星電話を使ってトレーニングを受けた医療者を災害支援に参加させている団体で素晴らしい活動をされています。

現地では、すでに被災した看護師がペアで一人一人にバイタルサインをとり医師の診察が必要か判断していた様子もあったとお聞きし、報道では流れていませんが、看護師はさまざまな働きをしているんだと実感しました。

当財団からもすでに現地踏査をしており、今後日本訪問看護振興財団として、なにができるか考える貴重な場になりました。

 

この春まで首都大学東京におられてあすか山訪問看護ステーションでもお世話になった先生も会場で質問をされており、久しぶりの再会もできました。

講演中も地震があり、不安でした。

電車が地震の影響で遅れ、自宅に着いたらもう21時前になっていました。