当ステーションにはNICUから退院してきた10歳未満の小児が10人います。20歳未満を含めるともう少し多いです。
訪問看護が開始になる時には、安定してきた状態となり、看護サマリーの中のさまざまな高度医療の様子や危篤状態を繰り返してきた具体的な様子が分かりづらいのが実際です。
それを埋めるために家族からの話は一生懸命聞いています。
この4月から9年間NICU勤務経験がある小児領域を専門で経験されてきたナースが就職してくれました。
夕方のちょっとした時間に重症でこれまでの病状の複雑な小児のサマリーをもとにNICUでの治療や症状の解説をしてくれました。
本の解剖図を見ながらの治療の説明は大変勉強になりました。
より、利用者や家族のこれまでのつらさや緊張した思いを想像することができ、寄り添う看護に活かせると思います。