先週の11日の2時30分くらいに東京も地震がありました。あすか山では人工呼吸器、酸素、ターミナル期のかた、独居の利用者様の安否確認の訪問を手分けして行いました。

一覧表をもとに行い、ある程度心配のかたへの訪問を終えて、スタッフは早めに帰宅しました。

12日も定期の必要な利用者の訪問を行い、13日電話の復旧ができてからスタッフの連絡網をつかい、全員の安否の確認を行いました。

同時に停電に備えて人工呼吸器、酸素のかたにはサイドバッテリー、吸引の内部バッテリーの時間の確認など行いました。

14日には主治医への利用者の安否の報告を行いました。

15日に、この4日間の振り返りをもとに災害時マニュアルの改訂を行い、スタッフ全員と意見交換を行い、災害本部設置し、昨年導入したITのシステムを利用し、全員での情報の共有、2人体制での安否訪問を行うことにしました。

訪問時の災害の行動マニュアルの意思一致を行い、全員が不安なく仕事ができるようにしました。

必要な物品もそろえ、念のため更衣室のマンションに宿泊できる環境整備も行いました。

当ステーションにおける放射線の被ばく量による業務遂行判断基準を説明し、スタッフの訪問看護業務への不安に対応しました。

計画停電もあり、通勤できないスタッフもいることから、訪問が終わり次第早めに帰社することとしました。中には、スタッフの家に宿泊してくれるものもあり、負担をかけてしまいました。

東北の方々のこの1週間を思うと胸が痛み、毎日の映像で流れる被災地の様子に地域の利用者様の安否の心配、訪問看護師の苦悩を想像しいてもたってもいられない思いです。

あすか山でも、義援金をあつめ、被災地の訪問看護ステーションへ送る予定です。

どうか、全国の訪問看護師で今こそ励まし合い、協力しあいましょう。