論文の提出まで、あと1週間です。

毎日、全力で、論文を書いています。毎日3時間睡眠ですが、でも、家の布団で寝ているので、良いほうです。

他の院生は、毎日徹夜で、机に伏して、少し寝て、また、やるひとや、ソファーで少し横になって励ましあいながらおきて頑張る人などいます。

みんな、ずっと大学にいるようです。

私も、今週は、ステーションのスタッフが気を使ってくれて、調整してくれ出勤は、火曜日と金曜日でした。ありがたいです。感謝の気持ちでいっぱいです。

来週は、どうしても出なければならない会議はありますが、あとは、すべて、大学で、大詰めとなります。

患者さんに心配されるといけないのですが、訪問の時は、まったく切り替えて、反対に楽しく訪問させていただいていますので、ご安心ください。

こんな状況だから患者さんに会いたくもなります。

言葉にこだわって論文をかいていると、患者さんの一言一言の重みや、意味に敏感になり、

以前より、患者さんのことを深く知りたい思いに駆られてしまいます。あの時の、患者さんの何気ない態度を突然思い出たりし、私の発した言葉を繰り返し思い出し、患者さんへの影響を考えたりします。

研究は、実践に生かされて、自分の看護をも変える力を持っていると実感しています。

研究だけしていると、この研究の持つ本当の役割がわからなかったでしょう。

パソコンと向き合い、提出期限との戦いのなかでは、看護師として研究により変わった自分を実感することは不可能です。

本当に、研究というのは看護師の大切な柱に影響を及ぼし、知識と技をも変える力があると思います。

また、同時に、実践をしながら論文を書くと、論文に書きたかったことが自分でわかりやすくなります。

混沌としていても、患者さんの訪問をした後、あー、そうか、これは大切なこと、と患者さんに気付かせていただいて、論文も変化していきます。

実感として、CNSは特に、職場の協力体制があれば、ぜひ、働きながら、大学院に行ったほうがよいと思います。

首都大学東京の在宅看護CNS,高齢者CNSコースなどあります。もちろん、論文コースもあります。

あすか山で実践を積みながら、自転車でいける首都大学東京で、研究したい方は、ぜひ、頑張って、看護師の柱を大きく成長させてみてはいかがでしょう。

とりあえず、私は、今の論文提出を頑張ります。

本当にあすか山のスタッフの力で、いかせていただいていることは幸せです。今度は私が他の人を支えていかなくては、と思います。

ステーションのスタッフこそぜひ、大学院に行ってほしいですので、勧めていきたいと思います。