1月23、24日両日で、第14回日本在宅ケア学会が開催されました。

盛況で、580名もの方々が全国からこられました。

実は、私の恩師も2名島根から来ておられ、土曜日の夜は恩師を囲んで懐かしく飲みました。

翌日は、在宅看取りと家族ケアという演題でシンポジウムで発表させていただきました。

1日目のシンポジウムは、ケアの最前線というテーマで皆さんの発表があまりに感動で、涙してしまいました。

2日目の他の方々も、家族支援のテーマで素晴らしく、本当に参加できてうれしく思いました。

 

日野原先生の特別講演も、今後の訪問看護の方向性を示唆していただき、大変参考になりました。

いつも、私は、皆さんの前で、自分の看護について、あるいは、心の深いところで大切にしている患者さんのことを話させていただくとき、葛藤するのです。

こんなに、スムーズではなく患者さんと一緒に揺れながら、一生懸命寄り添った、そして、それが、よかったのかは、亡くなられた患者さんから、確認していないのに、よかったかのように話すのは、自己満足なのではないだろうか、と思います。

ですから、いつも新しく出会った患者さんには、患者さんの意見や思いを尊重し、独りよがりになっていないか、確認しながら、少しでも患者さんの思いに近い看護になるよう努力します。

その積み重ねなのです。

たくさんの研究発表もよかったです。

また、来年の学会を楽しみにしています。