本日は「下準備」に関するお話しです。

訪問看護では、下準備が大事であることは

多くの訪問看護実践者が語っておりますし、皆さまもご存知のことと思います。

 

例えば、入浴介助を行う際は、

浴後の体温低下や体調変動のリスクを最小限にするために、

事前にタオルや着替え、スムーズな導線の確保は

看護師として当然の「下準備」です。

 

他にも

入院した患者様のための、看護サマリーを通した連携がうまく行くためには

在宅の看護師と病棟の看護師の看護職同士の連携を

入退院時以外の普段の時から、充分に充分に充分に行っておく、

これが訪問看護師としての当然の「下準備」です。

 

前置きが長くなりました。

先日、

地域の訪問介護(ホームヘルプ)の

サービス提供責任者の研修会に顔を出す機会がありました。

 

当日は、

北区サービス提供責任者の会と

日本ホームヘルパー協会東京都支部、

埼玉県ホームヘルパー協会

の共催イベントでした。

 

東洋大学 福祉社会デザイン学部 社会福祉学科 教授である

高野龍昭先生がご講義くださいました。

 

研修のテーマは

「2024年度介護保険制度改正・介護報酬改定の概要」

 

当日は訪問介護に関する内容が中心でしたが、

訪問看護業界に身を置く立場でも、充分実りのある有意義な研修でした。

 

ここで、話は飛躍しますが

今週の土曜日、令和6年3月23日(土)に

私たちの運営法人である日本訪問看護財団にて

「令和6年度診療報酬・介護報酬の同時改定セミナー」

が行われます。

↓(当日のご案内)

program-j

 

当日は厚生労働省の方をはじめ、多くの方から

大変有意義な話を拝聴できると、お聞きしております。

 

私も、毎回の制度改正の度に、職員枠で参加するのですが

時々、高度複雑化する内容に

ついていくのが、いっぱいいっぱいの時もあります。

 

例えるなら、

あまりに高電圧の電源に家庭用のラジオを接続すると

電圧が高すぎて、ラジオが壊れるようなことがあります。

しかし、ステップダウントランスフォーマーを接続して、電圧を下げれば

家庭用のラジオでも壊れません。

 

全く、もって分かりにくい例えになってしまいましたが

私が壊れかけのラジオ、

財団の研修が高電圧

という例えです・・・・

 

ダラダラと書いてしまいましたが

令和6年3月23日(土)に開催される

「令和6年度診療報酬・介護報酬の同時改定セミナー」

に向けてしっかり、私なりの下準備をしています

というお話しでした。

 

ちなみにブログ記事内容にあるように、

記事内容当日は、サービス提供責任者の集まりの研修でしたが

地域で活動する訪問看護事業所として

しっかりと交流してきました。

 

北区にある「北とぴあ」という、

私たちも良くお世話になる区内の会場だったのですが

当日の同じ時間に

北区のケアマネジャーさんたちの団体である

「北区ケアマネジャーの会」の研修も同時に行われていました。

※研修のテーマは「ヤングケアラー支援」とのことでした。

 

終了後に1階のホールで、ばったりとケアマネジャーの会の役員の方々ともお会いしたので、

こちらとも、チラッと交流をいたしました。

 

最後に北区サービス提供責任者の会の

会長の近影です。(会長から掲載承諾済み)

↓(以下)

最近、ニュースの取材などで

「介護保険制度改正における訪問介護の単位数切り下げについて」

の取材を受ける機会が多いとのことで

 

美容室で髪の毛を染めてばっかりいるとのことでした。

※余計なお世話ですが、染色によるヘアーダメージにはお気をつけください。