4月22日あすか山訪問看護ステーションで、この褥瘡対策計画書の目的、アセスメント方法、計画の立て方の勉強会を行いました。
今年度(平成26年度)の診療報酬改定で、訪問看護管理療養費の算定要件のなかに、「ウ日常生活の自立度が低い利用者につき、利用開始及び褥瘡発生時に褥瘡に関する危険因子の評価を行い、褥瘡に関する危険因子のある患者及びすでに褥瘡を有する患者については、適切な褥瘡対策の看護計画を作成、実施及び評価を行うこと。」が追加されました。また、利用者数等褥瘡対策の実施状況を「訪問看護基本療養費等に関する実施状況報告書(7月1日現在)にて報告することになりました。なお、利用者数は報告月の前月の初日における実績・状況です。
これを受けて、あすか山訪問看護ステーションでも、今後とも褥瘡対策をしっかり行っていきたいと考えました。
病院では様々な取り組みを行い、有病率を1~2%まで減少させていますが、在宅療養者の有病率は今だ5.45%と高く、ここにきて、在宅でも病院が取り組んだ事を取り入れて在宅褥瘡を何とか減らそうという動きなのだと思います。
訪問看護情報システムのほうに褥瘡対策計画書を反映してもらえたら一番よかったのですが、今のところ、7月の報告には間に合わないとの話があり、あすか山訪問看護ステーションの担当者が集計しやすいように、エクセルで褥瘡対策計画書を作成してくれましたので掲載します。
骨の折れる作業となりますが、皆さんがんばって行いましょう。
*あすか山では全利用者の褥瘡対策計画書を作成して、リスクの少しでもある方は計画を立てていく事にしましたが、基本的には日常生活自立度B以上の方に作成すればよく、計画書もこれまでの計画書を利用し、のせて頂くのでも大丈夫とのことでした。
今回掲載させていただいたものは、あくまであすか山訪問看護ステーションのインフォーマルな様式です。
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