朝から夕方まで

昨年度作成した専門緩和ケアの教育プログラムのパイロット事業に向けての打ち合わせを行いました。

私たちが議論しながら1年かけて作成したプログラムを他の方に使用していただき、実際に二日間かけて研修していただくパイロット事業を8月4,5日に行います。ELNEC-J(日本緩和医療学会による)を受講し、指導者研修を受けた方を対象にした研修会です。

(このパイロット事業に是非訪問看護師で参加したい人があればお知らせください。無料で受講できます。このプログラムを作成したメンバー全員も参加し、それぞれすばらしい方々に講義をしていただき、受講生のご意見をいただくものです。病院の方ばかりで在宅の方が参加していないので、ぜひ参加お願いします。ただし、ELNEC-J指導者研修受講生となります)

 

それと、さらに、今年は、専門緩和ケアの中に、緩和ケア病棟、緩和ケアチーム、在宅の領域の特徴や役割、専門性を追加して整理した内容を追加する予定です。

これまで、在宅緩和ケア、在宅ホスピス緩和ケアなど、医師も含めて整理されてきていますが、在宅の訪問看護の視点での専門緩和ケアを整理した文献はまだまだ少ないのが現実です。

訪問看護師への看護教育としての在宅における専門緩和ケアとは何かという整理をしています。

出来上がったら、多くのかたのご意見をいただきたいです。

これを土台に、看護師のための緩和ケア教育プログラムに在宅の訪問看護をしっかりと位置づかせたいと思います。

                           平原