おもに地域の薬剤師さんが読者である「調剤と情報」の雑誌の3月号の対談をおこないました。

在宅療養支援診療所の医師と地域で活躍されている薬剤師さんと私の3者で、在宅医療におけるチームについて話し、私は訪問看護師の立場で現状のなかで感じたことをはなしました。

 

薬剤師さんはまだ、病院と地域の調剤薬局の間の相互理解が難しいことを話され、看護師も昔は病院と在宅の相互理解が困難で少しずつ変化した経過を思いながら聞いていました。

近年、がん患者の外来患者は1万人以上も増え、入院患者は減っています。

今後ますます外来化学療法をうけたがん患者さんが在宅で療養されるのでしょう。

当ステーションでも外来化学療法中のかたへの訪問看護は6人でした。

往診の先生が、ハセプチンだけは在宅で行ってくれるケースもあり、訪問看護師は化学療法の知識をしっかりもち、被ばくを含めた在宅での自己管理の指導をしなければいけません。

 

薬剤師さんとぜひ協力していきたいです。

在宅での医療職でのチームをまず同じ思いで組めるような顔の見える関係が必要です。

とても良い場に参加できたとおもいました。