昨年は、日本訪問看護振興財団、およびあすか山訪問看護ステーションをご支持いただきありがとうございました。

あっというまに過ぎた1年でした。

あすか山は、昨年1年で5人の看護師が、療法士も1人、事務職(看護補助者)1人と大勢のスタッフが来てくれました。新しい出会いと、素晴らしいスタッフの豊かな感性に私も刺激され、教えられることが多くありました。

さて、昨年といえば大河ドラマの影響で、坂本竜馬がブームでした。

実は、私は高校生の時、坂本竜馬の長編を読んで大変感銘をうけ、高校3年の卒業旅行に、高知県へ親友と二人で行ったことがあります。

テレビでのロケ現場も思い出深く、海岸も変わっていませんでした。

再度、坂本竜馬の生き方を考える機会となり、10代の自分では感じなかったことが多く発見でき、学びとなりました。

印象深い点は、人を大切にすること、嫌われても、人を好きでいられる心の強さ、また、経営も含めて、先を見通した行動力、少し、周りが、エーということも、やってみる心意気、一貫した信念、素晴らしいと思いました。

今年のあすか山のマネージメントに生かしながら、事業計画をしたいです。

今年は、とうとう公益法人として、どのような社会貢献の事業が展開できるか、社会の情勢を見据えて、当財団が全国の訪問看護へ貢献できることはなにか、考えなくてはと思っています。

私一人ができることは限られているけれど、精いっぱい頑張りたいです。

今年もよろしくお願いします。

                                           所長 平原優美