昨年、がん化学療法認定看護教育の講義を聴講させていただいたことが御縁で、今年は、非常勤講師のご依頼を受け、在宅看護の立ち場でお話しました。

外来化学療法のがん患者は21万人、がんの入院患者が1万人以上減少しているのに比べて、がん外来患者はそれ以上の人数が、増えています。

つらい副作用を自宅で自己管理している方が大勢おられます。

当ステーションでは、外来化学療法中のがん患者さんは5名で、短期入院での化学療法のかたを含めるともう少し多いです。

往診の先生には、3回を病院で、最後の1回は自宅で化学療法の点滴を行うことで、負担を減らしたり、他の先生は、木曜日が病院への通院の日だとしたら、その数日前に往診し、採血を行い、今週、受診すべきか、判断し、病院の主治医と連携して受診しなくてよいといった調整をしていただきます。がん患者さんに必要な在宅医療と訪問看護の緩和ケアを提供しています。

 

ぜひ、全国の外来化学療法のがん患者さんに、訪問看護のよりよい看護を提供し、がんと闘うかたの力になってください。

がん化学療法の認定看護師とも連携し、看看連携を行うことで、がん患者さんの不安を軽減してください。

そんな、思いを話しました。