6月に163人の利用者数になってからも、7月は、18人の新規利用者のご依頼、1日でも、お昼に帰ると、机の上に3枚の新規受付票がおいてあり、夕方帰ると、2枚の追加の新規受付票・・・。
副所長が通常の訪問しながら、退院前カンファレンスを入れ、その5人の新規の方の調整をしています。
毎日のように問い合わせがある新規の利用者様のその療養の様子を想像し、訪問看護がなるべく早くはいれるといいな、と思いながら、スタッフの夏休みのこともあり、調整に時間がとられることがあります。
ターミナル期の厳しい状況の方もあるので、どうしても優先順位が発生します。
主治医の得意分野・体制、家族の体制、など考慮し、訪問看護が入ることを優先し、他の訪問看護ステーションに問い合わせをすることがあります。
昨日、ケアマネからのお叱りのお電話をいただきました。「あすか山さんにお願いしたのに、どうなっていますか。いっぱいでのお断りならわかりますが、はいれないのですか」
本当に申し訳ありませんでした。以前の利用者様の訪問看護をみて、新規の利用者様をご紹介いただいたのに、苦しいお返事をすることになりました。その利用者様には、主治医のところの訪問看護が入れることになり、信頼できる訪問看護ステーションだったので、利用者様は、大丈夫、と安心したところでの、お電話でした。ケアマネが、訪問看護に依頼をすると、あいていないと即答される、とよく聞きます。私も、他の訪問看護ステーションに、問い合わせをするので、よくわかります。
ケアマネのかたが訪問看護を探すのに苦労されないように、と私のほうでも問い合わせをするのです。
本当に、もっと地域に訪問看護ステーションが増えるといいな、と実感します。
そこで、去年から、ご相談を受けていた北区内特養の看護部長様へ、やっと訪問看護認定看護師の後輩で、あすか山訪問看護ステーションで5週間の実習をしてくれたベテランをステーションの所長に紹介ができました。
素晴らし訪問看護師で、同じ思いで訪問看護を行っているひとです。
近い将来、訪問看護ステーションが開設されることでしょう。
そんなことも間接的にがんばりながら、ケアマネのかたがたや、利用者様が、訪問看護を探すのに苦労されず、すぐに利用できるようにしたいとおもっています。
8月7日で、すでに、8月の新規のご依頼数は10人以上です。ボードに毎日書き加えられていく利用者様を見つめながら、訪問看護予定表とにらめっこしています。