首都大学東京大学院に通っている私は、この4月から、在宅看護CNSコースの後輩ができました。

この3月に卒業された先輩と合わせると、当大学院では3人目の在宅看護CNSの院生となります。

他に、首都圏では、聖路加看護大学院、全国では他に二つの大学院(私の記憶するところです)が、コースを組んでいると聞いています。

訪問看護認定看護師もまだまだ少ないですが、在宅看護専門看護師は、まだ、これから誕生の予定です。(誕生できるように頑張っています)

私は、これからの、在宅医療・看護のことを考えると、とにかく、増えてほしいです。

今、私は、大学院2年生となり、研究計画書を倫理審査に通すために、指導教授の指導を受け、明後日、指導を受け、それに合格したら、5月7日の倫理審査の看護科学域の倫理審査に書類を提出します。

そして、5月下旬の本大学院の倫理審査委員会に提出できれば、とりあえず、やっと、研究に一歩、近づけます。

週1回、木曜日に大学院のこと、土日も大学院のことを行い、そのほかの4日は仕事のことで頭がいっぱいです。私しか訪問していない利用者様の予定や、看護診断・計画書、報告書はもちろんですが、ステーションで、今、1年の方針を立てているときですし、この5月から、記録や請求事務を含めた、システムの変更を行う予定です。PHSを携帯し、いつでもどこでも記録の検索、記入ができるようにします。管理業務もあります。

訪問看護認定看護師を目指す看護師さんのための、プログラムも考えていきたいし、現在の新人オリエンテーションプログラムも再検討が必要です。

1日のうちで、大学院のこと、仕事のこと両方を考えるのは無理なので、曜日で決めています。

また、家庭生活も、子供と夫婦の弁当を毎朝4つ作り、夕食も朝に作っておきます。そうすると、仕事から帰宅してからは、小学校4年生の二男とは、お風呂も一緒、夕食ものんびり食べ、21時には、一緒に、布団に入ります。家事をしながらの会話ではなく、向き合っての会話なので、楽しいです。

その代わり、朝は3時過ぎに起きて(6時間は寝ています)、勉強や仕事、さまざまな原稿などを書きます。

認定看護師としての講演、講義、原稿も意識的に減らしていますが、断れない講義は、お引き受けしています。、5月は都立駒込病院の看護師さんへの講義と、財団の在宅看取りセミナーがあるので、Pポイントを作らなければ、と準備中です。

 この認定の仕事がないと、大学院と仕事はもっと楽に、できます。

首都大学東京大学院の在宅看護CNSコースの受験の説明会が今年もあります。

私は、6月位に決心し、8月に問い合わせを行い、説明会に9月に受けました。9月の1回目の受験は、勉強が間に合わなかったので、1月に受験しました。

 在宅看護CNSに興味のある方は、ぜひ、トライしてみてください。説明を聞きに来るだけでも、いいのではないでしょうか。

仕事をもっているから、家庭があるから、とあきらめず、ぜひ、勇気をだしてみてください。

忙しい人こそ、自己課題をたくさん持ち、研究の視点を持っておられるのではないでしょうか。

首都大学東京の大学院で、ともに、在宅看護のことを学んで、高めあいたいです。

 在宅看護CNSを増やすために、まだ、私も学びの途中ですが、ぜひぜひ、語り合いましょう。