地域包括ケア時代の在宅医療~その質を問う~第1回日本在宅医療コングレス第3部のシンポジウムに登壇してきました!

第1部、武田先生の基調講演に始まり、第2部では全国での在宅医療フォーラムの報告、第3部は歯科医師、薬剤師、訪問看護の立場から「質」についてディスカッションしました。

先生方と話をしているうちに「この方まだ食べられそうだけど、主治医は禁食っていうし、誰を仲間に相談したらいいんだろう?」「精神疾患の方の薬剤管理が一番多いけれど精神疾患の方には現場に薬剤師が介入していない、連携できていないケースが多い」「訪問看護は食事や口腔ケアの場面にケアに入ることが減っている?日々アセスメントできている?」など様々な気付きがあり、ディスカッションができました。(シンポジウムは時間がなくて控室で(笑))

先日のあるオンライン勉強会では訪問看護師が低栄養の評価をできていないという統計があると聞きました。

こんなにも誤嚥性肺炎の予防や食べる機能の維持が重要視されている中、日々のケアに密着しているヘルパーや訪問看護師が食べる機能、口の中のケアをしっかりできないでどうする!!??と思っていたところ、懇親会では様々な出会いがあり、勉強会をしてくれる歯科医師の先生とのご縁もありました。

もっともっと精進しなければ、とモチベーションをあげてもらい、素敵な方々の輪の中で満たされた会でした。

次はここ北区で広げていきます。みんなでケアの質を上げていきましょう!

所長 河西真理子