私たちのステーションでは精神科訪問看護にも力を入れております!
(当然ですけど、当たり前ですけど・・・)
前回に引き続き不思議な書き出しになった理由ですが・・・
最近のブログ記事の内容から、「あすか山訪問看護ステーションって小児訪問看護しかしていないの?」と思われる方もいるかもしれませんが・・・
全くの誤解です。
0歳から全ての年齢のかた、全ての疾患・障がいの方におこなっておりますよ!!
(↓ 以下精神科訪問看護の地域での実践に関わるような記事内容)
先日、令和5年度「精神障害者にも対応した地域包括ケアシステム」構築推進のための協議の場
に参加してきました。
↓イベントのチラシ
いわゆる、北区版の「にも包括」の取り組みです。
ここで「にも包括」 :正式名称「精神障害者にも対応した地域包括ケアシステム」
についての解説です。
精神障害者に対する取組として、国は障害者福祉計画に係る基本方針において、精神障害の有無や程度にかかわらず、誰もが地域の一員として安心して自分らしい暮らしをすることができるように、
「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」(略して関係者は「にも包括」と言っております。)の構築を進めることとしている。
(↓詳細について興味があれば、以下厚生労働省のWEBサイトより)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/chiikihoukatsu.html
上記を踏まえ、北区では、令和3年度から保健、医療、福祉関係者による協議の場を通じて、にも包括の構築を進めています。
取組内容や検討結果は、自立支援協議会の本会や、相談支援部会へ報告、提案されています。
(北区では支援センターきらきら様に業務委託されて実施されています。)
説明を長々と失礼しました。
(すごく、ざっくり説明すると)
高齢福祉領域では当たり前に実現できている「地域包括ケアシステム」(高齢福祉領域では「地域共生社会」というさらなる上の概念に進んでいるようですが。)、
障害者福祉分野の特に精神保健領域では、(わが国のこれまでの歴史的経緯の中で)なかなか実現が難しく
でも、このままではいけない!と、アメリカのカクレクマノミの熱帯魚のアニメ映画(ファインディング・・・)主人公の名前みたいな
名称の掛け声で頑張っている、地域の取り組みに、訪問看護ステーションとして参画してきました!ということです。
(大分端折りましたが、この説明で合っているのかな・・・・。)
当日は学識経験者(大学の先生)、障害当事者(ピアサポーター)、医療関係者(精神科医療機関)、保健関係者(区の保健師)、福祉関係者(障害福祉課、相談支援事業者、福祉事業)などで
グループワークをしながら、より良い地域づくりのために話し合って来ました。
以下の写真は私たちのグループワークの模造紙の結果
よーく見ると、右下に『訪問看護のレベルアップ』と記載されています。地域にお住まいの当事者の方々は訪問看護のさらなるレベルアップを期待されていました!
たくさんの感謝と共に訪問看護に対しての、さらなる熱い想いをお聞きすることができました。(職員一同さらに精進して参ります・・・。)
精神科の病棟から、地域の精神科訪問看護に転職してきた看護師のスタッフから以下のような「やりがい」についての話を聞くことがあります。
『在宅精神科訪問看護は、病院とは異なる環境で、利用者さん一人ひとりの個性や生活環境に合わせた、きめ細やかな支援を提供できる点が大きな魅力。』
また以下のような声もお聞きします。
『在宅精神科訪問看護では、利用者さんの「意思」を尊重し、本人が望む生活を送れるよう支援することが重要です。医療的なケアだけでなく、生活支援や社会復帰支援など、多角的なサポートを提供することで、利用者さんの自立を促します。それが訪問看護師としての自分のやりがいにつながっています。』
意欲を持って、病棟から地域の訪問看護ステーションに転職しても、全く地域と連携していないステーションや、サテライトの方式での運営で地域と切り離されて運営されているステーション
直行直帰の働き方で「やりがい」を感じにくいステーションも多くあるとお聞きします。
あすか山訪問看護ステーションは違います、地域の「にも包括」の場にも参画するような、地域に溶け込んだ(?)訪問看護ステーションです!
一緒に働いてみたいなぁと思う方は
あすか山訪問看護ステーション 採用担当 03-5959-3121 までお問い合わせください。
病棟から地域に飛び出し、精神科訪問看護にチャレンジしたい看護師の皆さんをお待ちしております!