雨でしたが、担当看護師と作業療法士と3人で1日の訪問が終わった18時からご遺族訪問しました。
久しぶりにお会いし、お顔を拝見しうれしい気持ちと少しやせられたことにちょっと心配な気持ちとでお話をしていました。
ご遺影をみんなで眺めながら思い出話をしました。
亡くなってから、趣味だった植物は全部すてたとのことでした。
外へ出る気持ちにはなれず
「いつかは外へでようと思うようになるかな」と涙を流されながらお話をされる姿に胸が痛みました。
介護されていた時いつも笑顔で話されていた姿と、今の涙を流され、病院に1週間入ったのが悪かったのかな、とか一人で思い悩まれている姿のギャップに
もっとご家族への配慮が必要だったのかと反省しきりです。
いつもご遺族訪問する理由はここにあるのです。
私自身、見えていなかったご家族の心の内やその後の悲しみを知る機会がこのご遺族訪問です。そして
もっとこうしていたら、こんなケアがよかったのではと思っている私たちもご遺族と一緒に心を癒します。
平原