12月3日、基礎講座、4日在宅看取りセミナーと二日間の研修講師で大阪に出張してきました。

大勢の方と出会うことができてうれしかったです。

在宅看取りセミナーは1日でしたので、自分の死生観や家族観などじっくり互いに話すことで、看護師である前の人間としての哲学之学習の大切さについてお話しました。

あすか山訪問看護ステーションでのトイレには、ただいま、ニーチェが貼ってありますとお話をし、日頃のほんお短い時間でも、哲学は学べることを伝えました。

基礎講座は訪問看護を初めて1年以内のかたが多く、在宅看取りセミナーでは、ベテランの方ばかりでした。

訪問看護に興味があり、躊躇していたけどやはり、始めますというきらきらした素敵なかたや、以前大阪で講演をしたときにお声をかけてくださり、ステーションを立ち上げます、と笑顔が素敵な所長さんとも再会でき、素晴らしい看取りやケアをされている様子に胸の奥が熱くなる思いがしました。

私がもし、最後を迎えるのなら、こんな訪問看護師さんにケアしてもらいたいと思いました。

早朝、市内のマラソンを行い、御寺のお参りや黒門市場での活気あふれた人々に元気をもらいました。その市場の中に、銭湯があり、朝6時から開いていて市場のかたでしょうか、つぎつぎ洗面器をもって入られるので、思わず私も入ってしまいました。そして、頭から湯気をだしながら、ホテルまでマラソンして帰りました。

二日間充実した出張でした。