6月24・25日に新潟の朱鷺メッセで行われた第5回日本在宅医療連合学会に平原統括所長と共に参加してきました。

久しぶりの対面での学会でアカデミアの空気感を目一杯感じ、わくわくするような講演を聴き、とても満たされた思いでした。

看護に関する講演のほかにも医療の質評価、小児の意思決定支援や災害対策、女性職員の訪問業務のリスク管理などなどとても勉強になる講演が目白押しでした。

いつも画面越しでしかお会いしたことがない先生方やご活躍を拝見し、尊敬している先生方に直接ご挨拶ができ、とても嬉しい思いと同時に医師でも教授でもどの方もあすか山を知っていてくださり、これまで平原統括所長が歩みの中で培ってくれてきたものを実感しました。所長職を引き継いだ私の身も引き締まりました。

在宅医療の分野はまだまだ成長段階であり、在宅医療連合学会では様々な職種の方が講演をし共にディスカッションがなされています。

自分の地域の仲間もいますが全国でこれだけの方が頑張っているという姿はとても励みになります。

疾患、年齢が限定されない、その人の価値観、人生観、人間関係など様々な究極の個別性を組み込まれる在宅医療、療養?そこに関わる私たちは日々の自己研鑽は常に必要だし、ニーズに合わせた制度や体制、地域づくりも行っていく必要があります。

訪問看護はその中でも大きな役割を担っていると思っていますが私たちだけでは支えきれません。

今回の学会では個別に悩んでいるケースをそれぞれの専門家にご相談したり、企業展示でも特殊なカニューレや固定方法について企業に聞いてみたり、色んな収穫がありました(笑)

これから職員・利用者さんたちに還元していきます。

所長 河西真理子

 

**写真は看護師の集いにて平原統括所長(左)とみんなのかかりつけ訪問看護ステーション代表の藤野さん(右)です

お二人とも笑顔が素敵です!