本年度第4回目の運営協議会に委員の一人として参加しました。

学校の校長先生から学校の方針や運営の実情について、教育委員、学識経験者、障害支援の支援施設、地域の町会役員、PTA、そして訪問看護師といった委員構成で具体的な授業の参観後の評価などもします。

日ごろ私たちが訪問しているお子さんもたくさん在籍され学校の様子がとてもよく理解できて、看護の立場から感じたことを発言してきました。

今年度から介護職が学校に入り、共同で教育を実践されていますが、実際の介護職の様子や昨年度より教師の数が減少したことで、担任の先生は大変そうな様子も拝見しました。

コミュニケーションうまくできない子供たちにとって、少しの表情や変化が教育の成果でもあり、その教育的判断が教育の質をあげると思います

介護職は生活支援のプロです。子供の様子をみても、介護職はトイレかな、とか安全かなとか配慮し、予防的な生活支援もできるでしょう。

しかし、教師は同じ子供の様子の変化を発達や認識の変化、本人の自主的な取り組み姿勢をキャッチし、その子供の能力を引き出すことが役割です。

その判断の違いをどう時間のない日常に共有するかが課題かもしれません。

それにしても、学校には看護師も配置されていますが、学校の看護師の役割が見えてきません

子供の体の調子を整え、観察し教育を安心して受けることができるための看護師の役割の中に、介護職との共同は不可欠だと思うのですが、どのような位置づけになっているのでしょう

私も養護教諭の資格を持っており、同級生は普通学校ですが養護教諭をしている友人もいます。

学校での看護の孤独をよく聞きます。

先生がたに「看護」の視点や役割、できる仕事を伝えていけたらと思います

                              平原