7/7 皮膚・排泄ケア認定看護師認定審査の結果がでました。

合格することができました!!とてもホッとしております。

訪問看護ステーション所属のWOCはまだ少なく、日々訪問に回りながらどのように活動していくのか手さぐりの状態ですが、気を引き締めて頑張ってまいります!

今年度の大きな課題は褥瘡対策です。

昨年の診療報酬の改定で訪問看護基本療養費の算定要件の中に褥瘡対策の実施状況の報告が義務づけられましたが、残念ながら報告月のみの実施となっていた事について、今後はスタッフ全員が褥瘡予防に対する意識を高め、全利用者に対し、リスクアセスメントを行い必要な利用者の看護計画作成、褥瘡評価が定期的(最低月1回)に行えるよう、私を含めた3名の褥瘡係で取り組んでいるところです。

at home看護という記録モバイルシステムを私たちのステーションは使用していますが、先月からそのシステムの中で褥瘡対策に関する褥瘡対策計画書の登録、帳票出力ができるようになり、より毎月の更新がスムーズに行えるのではないかと期待をしています。

 

今回7月報告用に集計した6/1時点での褥瘡患者の実態の一部をお知らせします。

全利用者数250名 そのうちd1以上の褥瘡を保有している利用者数18名 

そのうち訪問開始時にすでに褥瘡を有していた利用者数8名

有病率は7.2% 発生率は4%となりました。

有病率は全国平均と比べて高くなっており、いわゆる持込み褥瘡もとても多くなっております。重症な褥瘡は病院からの持ち込み褥瘡であることが多いです。

あすか山訪問看護ステーションでは医療保険で、医療依存度の高い方、終末期の方、要介護度4.5の方、重症心身障害児のお子さんもとても多く、今後高齢者がさらに増加することを考えると、今後はもっと有病率が増加していく可能性もあります。

スタッフの皆様、まず発生率の低下をめざし、頑張ってまいりましょう!!