訪問看護を行っていて、気になるのが皮膚の状態です

皮膚は、私たち恒温動物にとってとても大切な臓器です

暑い季節には汗がでて体温を下げ、寒い季節には鳥肌をたて体温を上げてくれます

コミュニケーションでも重要で触れると

ほっとしたり、脳への刺激には大きな役割を持ち副交感神経が優位になると皮膚もよくなってきます

夏も体調を崩したり、冬の低体温による感染予防に体温調整の力、皮膚の力を見極めることは重要で、

来年の夏の体調を整えるために、秋から一生懸命皮膚をきれいに清拭したり入浴をすすめたりしています。

高齢者であっても、きちんと汗やオイルを皮膚が調整してくれる力を引き出します

全身の血行もよくないと皮膚は元気になりませんね、と言いながらアロマオイルでゆっくりマッサージして

来年の夏の話をしながら、笑いあったり、夏にやりたいことを一緒にきめ、それまで体を動かすことを計画します。

スキンケアは本人が楽しい気持ちになり、動きたい気持ちとなって始めて同意を得たケアになると考えています。