ステーションにいる時間が以前より少なく、さらに

今は事務体制構築のため訪問看護も自分の担当以外は事務の方の仕事をみているのですが

今日は、スタッフから相談を受けたかたに一緒に同行訪問し

夕方からその方の病態のこと、全身フィジカルをしての気がついたこと、予測されることを一緒に話しました

次第にスタッフが集まり5~6人のスタッフと病状について、ケアについて話しました

珍しい病気で難病なので初めて受け持つ看護師、作業療法師にとって勉強はすごくしていてもしっくりこないのは当然です

私が以前初めてこの病気の方を担当した時もそうだった、と思い出しながら

必死に主治医に何度も聴き、希少な病気ゆえに研究報告もなく、なんと海外文献までさがして本人に説明したことをおもいだします

本人も不安が大きく説明をどうするか、1週間に一度の訪問までに何冊も本を読み自分でかみくだいてなるべく本人に不安だけのこさないように説明するには、と必死でした

薬についても薬剤師さんに聞いたり、主治医に聞いたりしました

身近な在宅療養支援診療所の医師にきいても、自分はみたことがないかな、といっていましたので

本当にまれなのだとおもいます

スタッフの質問や、なぜそのケアをしてはいけないか、どこを見ていけばよいか、フィジカルアセスメントが重要であることを伝えました

若いスタッフに自分の経験をこうやって伝えることは重要なこと、そして、楽しいことです

以前は、毎日夕方スタッフと話をし、利用者のことだけ考え、多くの時間を看護について若いスタッフに語り続けて、同行訪問して、またまた、思いも伝え笑いあって、考え、一緒に本をみてともに歩んで学びました

もっとステーションでの時間をとりたいと思いました

                            平原