訪問看護をしていると、地域のさまざまな文化や習慣に敏感になります。
人と人とのかかわりの習慣はケアのきっかけづくりにもなります。
母の日、父の日、子どもの日、敬老の日など日本には多くの家族を思う記念日があり、心が温かくなります。
昨日は父の日でした。
我が家でも、ずっとこれらの行事は行っています。子どもが小さいうちは、親が配慮し子どもが何かできるように手伝いをしてきました。
昨日は夫婦ともに仕事で、夕方帰宅したら、長女はきちんと覚えていましたが、長男と二男は声をかけるとあわてていました。そして2人で準備をしていました。
夕食時に子どもたちが「ありがとう」とそれぞれ感謝の思いをプレゼントしていました。
夫もうれしそうにしていました。
家族の形は様々ですが、親を思う気持ちのきっかけにはなる習慣だなと思います。
訪問時にも、利用者本人の父親をご家族が囲んで昔話に花が咲いたり、遠い娘さんから手紙がきたりとにぎやかな日になります。
平原