4月17日にあすか山訪問看護ステーションの学習会として、首都大学東京の先生のご協力のもとに、東京都立神経病院の本間先生を招いて、半日の学習会を開催しました。


講師の本間先生

患者さま、ご家族さまの方も5名来ていただき、スタッフ以外も看護専門学校の先生や、大学の先生、首都大学東京の学生や聖路加看護大学の学生、ケアマネジャー、他の訪問看護ステーションの看護師など、25名の参加でした。

初めの1時間は、実際に患者さまが使用予定で、本間先生に調整させていただいたHeatyladder(「伝の心」のようなコミュニケーションツールで、ダウンロードして使用できる)と、先生が開発しておられる「自分の声でのコミュニケーション」のツールの説明をパソコンを利用し、していただきました。

声の尊厳という言葉が印象的でした。

あすか山にもいただきましたので、他の患者さまに紹介できたらと思います。

 

その後休憩をはさみ、神経難病について、病名から考えがちな運動障害ですが、現在の障害の様子から、アセスメントした生活援助、アプローチ、リハビリなどをわかりやすく、画像をふんだんに取り入れながら、講義していただきました。

素敵なオルゴールや、音声拡張器など、現在あすか山の難病方に、どうにかならないかな、とスタッフが試行錯誤していたテーマのものもあり、大変良かったです。

先生のお人柄も温かく、夕方、患者さまのパソコンにソフトを入れ込んでくださり、使いやすくならないか、と一生懸命調整くださった姿に感動しました。

結局、16時までのはずが、延長したうえに、18時40分くらいまで、先生は残ってくださり、患者さまのパソコンの調整ができました。また、別の日に、神経病院まで来るのも大変と患者さまへの配慮でした。

その日のうちに、患者さまの家に届けることができて、大変感謝しています。

本当にありがとうございました。

↑オルゴールです

↓音声拡張器です