あじさい荘ケアアドバイザーの鳥海さん、木下先生、特養の看護師さんと4人で、施設と在宅の看取りから、人の死についてのとらえ方、死に至るプロセスのケア、今後どのようなことが必要かなど、和やかな雰囲気のなか話しました。

 

鳥海さんと初めて会ったのは、私が27歳。

診療所で訪問看護を初めて1年目のことでした。まだ介護保険もなく、保健師さんだった鳥海さんと、一緒に患者さんのところに訪問したり、病院に一緒に行き、退院前のカンファレンスをしたり(まだ、一般ではなかったことで無償で行っていました)、大変お世話になりました。

私が島根県で保健師の資格をとり、島根県の地域の保健活動にも臨床にいってからも参加していたことを話すと、「島根はすごいよ、わざわざ、研修に行った」と話されたことを覚えています。

 鳥海さんのお人柄や、患者さんへの接し方に感銘をうけ、ずっと一緒に仕事ができたら、楽しいな、と感じていましたが、介護保険が始まる前に、私は訪問看護ステーションの立ち上げに、鳥海さんは、あじさい荘の施設の責任者にと、お会いする機会が減ってしまい、残念に思っていました。

久し振りにお顔を拝見し、とてもうれしかったです。

座談会テーマが重い、難しい話でしたが、先生をはじめ、看護師さんもそれぞれの現場の中での思いを聞くことができ、私自身勉強になりました。

18時から21時と長丁場でしたが、あっという間にすぎ、名残惜しく感じました。

この様子は、「コミュニティーケア」5月号でお伝えできます。