6月22日月曜日に北区訪問看護ステーション連絡会議主催により、褥創の学習会をすることになりました。講師として旧老人医療センターのWOCの小林様をお迎えして17時30分から19時で予定しています。地域のデイサービスや特養の看護師さんにもお声掛けをさせていただいています。

 あることをきっかけにこの勉強会を開催する運びとなりました。

在宅療養している患者さんの褥創ケアで困ったことがどなたもあるかと思います。創自体のケアのほかに全身状態のアセスメント、福祉用具の選定、ケアの自立がどのくらいできるかなど考えなくてはならないことはたくさんあります。多くは軽症のうちに予防して対応をしていきますが、「大きなものができているので訪問看護お願いします」とご依頼をいただくこともしばしばあります。

そんなとき、迷った時コンサルテーションしていただける人はいないだろうか?と考えていました。WOCの小林さんとはストマケアで大変お世話になりました。患者さまの創を写真でとり、メールで送る。すぐに返事が来て対処方法がタイムリーに変更できる。患者さまは、悪化せず、自宅に居ながら適切な処置が受けられる。この関わりを通じて、この方法を褥創ケアにも生かせないだろうかと考えました。

小林さんの相談すると快く承諾していただけました。このシステムを北区の訪問看護ステーション全体で活用できる方法検討していきたいと考えています。

                             あすか山訪問看護ステーション副所長  田中道子