あっという間に秋が来てしまった感じがします。皆さん、朝夕の気温変化に十分ご注意ください。今月は、脳育や体幹を鍛える元の「栄養」について振り返ってみました。年齢を重ねると、意外と食べる量が少ないのがタンパク質です。筋肉や血液の元とされるタンパク質を、ご自分では毎日どのくらい摂っているかわかりますか?今回のいきいきでは、タンパク質を取り上げてみました。今朝の朝食、昨晩の夕食、昨日の昼食を思い出していただきました。振り返ってみると、一日分の食事を合わせても意外とタンパク質を食べていない事実を知って、皆さん驚いていらっしゃいました。

一日三食とも意識してタンパク質を摂っていただき、身体を動かすと体幹にも脳育にも良いと言われています。まずは、ご自分でどのくらいタンパク質を摂っているか確認してみてくだい。ちなみに色々な資料によると一日に必要なたんぱく質量は、50歳以上の男性は平均60g、女性50gだそうです。どんな仕事をされているかでも変わってきます。また、タンパク質は、特に腎臓病や糖尿病等がある方は食べ過ぎると良くない状態になる事がありますので、主治医の先生にどのくらい摂っていいかを相談されるのが一番良いと思います。

それぞれの食品により含まれているタンパク質の量は違います。ある資料ではさんま100g中:24.9g 鶏ささみ100g中:23.0g ゆで卵100g中:12.9g 納豆100g中:16.5g プロセスチーズ100g:22.7g 牛乳100g:3.3g etc とありました。 簡単に済ませがちな朝食や昼食、間食にも卵、乳製品、肉や魚などをプラスしてみましょう。3食でなるべく異なる色々な食材を使うと良いと思います。合わせて、野菜や果物もとると栄養バランスが充実します。