2011年が始まりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

本日より仕事始めとなりました。年末は新規の利用者様が続き慌ただしい日々でした。年が明けたら年末から入院された方々がまだ退院しておらず、少しゆっくりとした仕事はじめとなりました。入院された方々が1日も早く住み慣れた自宅に帰ってきていただけることを祈りつつ、今年も真摯さを忘れず訪問看護に全力で取り組んで参ります。

このお正月休みに1冊の本を読みました。ベストセラーにもなった本で ”もし高校野球の女子マネージャーがドラッガ-の『マネジメント』を読んだら” です。高校の野球部のマネージャーと部員たちがドラッガ-を読んで甲子園を目指すといった内容の本です。ドラッガーの『マネジメント』の本は企業経営についてのみ書いてあるのではなく、企業を含めた「組織」の経営全般について書かれているそうです。(次はこれを読んでみます・・・)なので、訪問看護ステーションの組織、訪問看護ステーションの経営にもヒントがもらえるのではないかと思い、読み始めました。慣れない言葉(顧客の現実・欲求・価値 アウトトップ、イントップ、イノベーション…等)もあり、訪問看護の現場、ステーションの現状に当てはめて考えるにはもう少し読み込みが必要ですが、以下の文は心に残ったので紹介させて頂きます。

― マネジャーの資質:人を管理する能力、議長役や面接の能力を学ぶことができる。管理体制、昇進制度、報奨制度を通じて人材開発に有効な方策を講ずることもできる。だがそれだけでは十分ではない。根本的な資質が必要である。真摯さである。

組織の目的は、人の強みを生産に結び付け、人の弱みを中和することにある。人は最大の資産である。                                                      ―

看護師にとってマネジメントという言葉は聞き慣れていても、経営・運営関する言葉は身近ではありません。しかし、訪問看護ステーションの経営を安定させ、スタッフの満足度・ご利用者様の満足度を高めるために勉強する必要があると感じています。今年はこの本にならって、訪問看護ステーションの管理者とスタッフが『マネジメント』を読んだら…を展開してみたいと思っています。

★ お知らせ ★

訪問看護師・ケアマネジャー・PT/OTを募集しています。初めての方も離職期間の長い方も一度、体験にいらっしゃいませんか。お待ちしています❤