梅雨空が続く東京ですが、なんとか雨が降ることなく1週間が終わろうとしています。昨日は、週1回のカンファレンスの日で、看護倫理について勉強会をしました。介護サービス情報公開調査の必須項目にもなっていることもあり、毎年いろんな形で行ってきました。今回は、スタッフに訪問看護の中で感じるジレンマについてアンケート調査を実施し、看護倫理の4原則を理解したうえで事例検討をしました。虐待ではないかと思われる場面や独居での生活はこれ以上無理でないかと感じた場面、身体機能に見合わない(能力以上のこと)を介護者から強く求められる場面等にであったとき、意思の尊重、安全を守るといったことからジレンマを感じるとスタッフは言っています。今回、看護倫理の4原則である、自律尊重の原則・善行の原則・無危害の原則・正義原則に添って、どのようにケアすることがよいのかを話し合うことで、自分の看護を振り返ることができました。また、、倫理的に考えるツールを持つことで、ジレンマに陥ったとき、自分の出した判断や行ったケアが倫理的にどうだったかを考え直すことができ、更によいケアにつながることをスタッフ全員で共有することできました。今後は月1回の事例検討会で取り上げてみんなで検討できるといいなと思っております。