皆さま
今年も猛暑が迫ってきている長期予報が
報道等で発表されておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
私たちの訪問看護師にとっての2大天敵といえば
訪問時における冬の寒さと、夏の暑さです。
冷蔵庫で固まるネッククーラー
水にぬらすと冷えるタオル
保冷剤入りベスト
ファンベスト
どれも導入していますが
炎天下で自転車をこぎ続ける私たちにはあまり効果を発揮いたしません。
全く効果がないとは申しませんが・・・
一説によると、
このような猛暑には世界規模での海洋潮流の変化、
大陸規模での季節風の蛇行などが原因だと言われております。
ここまで読んで
私たち、訪問看護師の一人ひとりには
あまり関係ないなぁ・・・
と思った方!
そんなことありません!!
実は関係ありまくりです。
そう、お気づきの方はお気づきだと思いますが
私たちの
「看護職の倫理綱領」です!!!!
以下は、いつもお世話になっている日本看護協会様のWEBサイトです。
↓
https://www.nurse.or.jp/nursing/rinri/rinri_yoko/index.html
「看護職の倫理綱領」
『第14 看護職は、人々の生命と健康をまもるため、さまざまな問題について、社会正義の考え方をもって社会と責任を共有する。』
にしっかりと記載されております。
いわく
看護職は保健・医療・福祉活動による環境破壊を防止する責務を果たすとともに、
清浄な空気と水・安全な食物の確保、騒音対策など、人々の健康を保持増進するため環境保護に積極的に取り組む。
環境保護は、まさに看護職にとって「ひとごと」で済まされることでは
ありません。「自分ごと」なのです。
「自然環境」と「患者を取り巻く環境」とスケールの違いはありますが
環境保護の重要性を言う、看護理論としては
ナイチンゲールの環境論
ヘンダーソンの看護理論
ロイの適応モデル
ベナーの看護理論
ベティ・ニューマンのシステムモデル
などがあると思います。
※看護理論の解釈の違いによってちょっと違うかもしれませんが・・・
さあ、今年の夏はどのネッククーラーにしようかなぁと悩んでいる
訪問看護師の皆さま
環境保護をしていきましょう!
もちろん
今年の猛暑には間に合わないですが・・・