こんにちは
今回は北区医療的ケア児等コーディネーター委託事業の活動報告です。
4月から始まったこの事業も、早2か月が経過しました。
従来の行政機関の相談窓口だけでは実現出来なかった
看護師とステーションに在籍するその他専門職の総合的な力を集結し
地域に存在する訪問看護ステーションが、
医療的ケア児等の相談窓口を担う、その価値を、その効果を世の中に示していきたい!
という
意気込みのもとに頑張っている事業です。
先日、
北区医療的ケア児等コーディネーター委託事業の一環として
都立の特別支援学校の学校公開日に参加してきました。
近年は新型コロナ感染症の影響で
大規模に開催されなかったので、久しぶりの対面での大規模な開催でした。
日頃、特別支援学校と関わりのある関係福祉事業者、訪問看護ステーション、自治体関係者が多数参加しておりました。
特に驚いたのが
国や都の制度・政策の影響もあるのでしょうが、学校もデジタル化が進行しており
今回のイベントに申し込む方法から、WEBサイトの自動申し込みフォームであって
説明も2つのモニター画面に映しながらの
プレゼンテーションでした。
授業の様子も、廊下を移動しながら確認できて
普段、訪問看護ステーションで関わっている多くの利用者の
学校でのイキイキとした姿を拝見できて、とても新鮮でした。
午後からの
北区医療的ケア児等コーディネーター委託事業の活動としては
外国にルーツを持つ利用者の児童発達支援の
区外施設への見学同行
私立幼稚園を管轄する区の部署との折衝
など幅広く行いました。
これからも、訪問看護ステーションの力を
地域で生活する医療的ケア児のために活かすことができるように活動していきたいです。
少年漫画界の巨匠である藤田和日郎先生も
作品の中でおっしゃっています。
いわく
クリミア半島の野戦病院における、フローレンス・ナイチンゲールの苦労はもっと想像を絶するものであった。
と
具体的な作品について、もっとしっかり、と味わいたいと思っている
訪問看護関係者の方については
「黒博物館 ゴーストアンドレディ」モーニングKC 講談社
をお読みください。
ミュージカル「ゴースト&レディ」劇団四季
もおススメです!
偉大なる先達の偉業に触れて、看護の原点に立ち返りましょう。