1月もすでに半月を過ぎ、ご挨拶が遅れてしまいましたが今年も宜しくお願い致します。

さて、世の中は景気が低迷し、物の価格が下がり、あちこちで低価格戦争が起きています。他店よりも利益を上げるため、価格を下げるのか価格は据え置きで質やサービスを向上させるのかは、その店のそれぞれの戦略となるようです。

さて、訪問看護の世界ではどうでしょう。価格を下げることはできません。利用者さんやこれから利用しようとする方々に訪問看護の費用が高いと思われるのか、安いと思われるのかは私たちのケアや対応にかかってくるも思います。より専門性を発揮し、訪問看護の役割を明確に示すことで利用価値を生み出さなくてはと感じています。今まで以上に、地域から選ばれるサービスであり、必要とされる、頼りにされるステーションであるよう頑張っていきたいと考えています。

1/6から訪問看護認定看護師教育課程の研修生が2名実習にきています。それぞれに実習目標や課題に取り組まれていますが、看護診断の部分は特に私たちにとっても勉強になっています。頭で考えていることを言語化すること、それも人に伝わるように表現することは容易ではありませんが、訪問看護の現場では離れた他職種とチームを組んでケアを提供していくため必要な技術だと思っています。研修生の方々とこの機会に一緒に学べたらと思っています。