今年もあと10日ほどで終わろうとしています。12月は他の月よりも足早に過ぎていくよう感じています。

12月5日に在宅栄養管理の座談会に出席する機会がありました。参加者は、管理栄養士の資格を持つ大学の先生、NSTチームが充実している病院の医師、病院内で活動されている管理栄養士、在宅で活動されている管理栄養士、摂食・嚥下障害看護認定看護師、認定ケアマネージャーさんと私の6名でした。それぞれが現状や活動状況を発表し、在宅のおける栄養管理の課題について話し合いました。

入院中には、必要があれば食事指導や栄養指導を受けることはできます。しかし在宅では管理栄養士さんの数から言っても個別に対応するのは困難な状況のようです。

褥瘡や低栄養、食事制限、嚥下障害のある方には栄養管理が重要になってきます。口から食べるべることは生きることにつながり、生きる意欲にもつながります。また、栄養状態が低下すると様々な二次障害の発生するリスクも高くなり、在宅での生活を継続できなくなることもあります。私たち訪問看護師も栄養に関するアセスメントを意識的に行っていくことが必要だと感じました。また、退院時カンファレンスの際は、栄養面での申し送りを積極的に受けていくことも大事だと感じました。管理栄養士さんとの連携は全くといていい程取れていません。また、在宅で活動されている管理栄養士さんがいらっしゃることも恥ずかしながら初めて知りました。この座談会に出席させていただいて、食べることは生きることであり、それをどうチームで支えていったらよいかについて考えることができました。まだまだ、勉強不足だと反省しました。今後は、この学びを実践にどう結ぶ付けていくか考えているところです。低栄養や 褥瘡発生のリスクのある方の栄養アセスメントができるツールのようなものを考えています・・・・。

 

来年1月には、新たに職員が1人増えます。なんと、認知症看護認定看護師の資格を持っている方です。認知症看護認定看護師が2名になって、来年は、認知症看護が更に充実しそうで、とても楽しみです。