今回、療養通所介護事業に関心をもつ医療関係者等が、事業運営に関する現状と今後の展望を知り、療養通所介護事業の適切な運営と普及に役立つためのシンポジウムを開催した。

 基調講演には、国立保健医療科学院施設科学部主任研究員の井上由起子氏から、「療養通所介護事業における環境について」講演があり、療養通所介護事業所の実際の環境についていくつか紹介され、生活の場としての環境のあり方について講演された。また、パネルディスカッションでは、今後の展望として、厚生労働省老健局老人保健課看護専門官の島田陽子氏より、訪問看護ステーションを中心とした活動の拡大・強化について、実践者からは設立までの苦労話や現在の状況報告、今後の取組みなど話され、より実践的なシンポジウム内容であった。blog070322_1.jpg

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